効能や副作用を解説(イチョウ葉)。

日本人にとって非常に馴染み深いイチョウの葉に含まれるエキスには、非常に優れた効能があり、ドイツをはじめとしたヨーロッパなどでは、イチョウ葉の有効成分であるイチョウ葉エキスがすでに医薬品として認可されています。
また、認知症を予防する効果や、DHAとともに脳の活性化に役立つことから、サプリメントとしても人気を集めています。

イチョウ葉とは?

美しい日本の自然を代表する樹木の1つであるイチョウの葉で、1千年以上も生き続ける長寿の木として知られています。

原産地の中国では、昔からイチョウ葉を漢方の1つとして医療に用いており、現在におても他の生薬と組み合わせて、心臓病や高血圧などの循環器系の病気に使用しています。

ドイツなどのヨーロッパにおいては、30年ほど前に、ドイツの製薬メーカーが、脳機能や血流障害の改善に有効な成分を発見して以後、イチョウ葉の有効成分であるイチョウ葉エキスが医薬品として認可されています。

イチョウ葉エキスの効能を解説。

血液循環の改善に非常に有効なイチョウ葉エキスは、血流を改善し、脳細胞を保護しながら、脳細胞の活力を高める効能を持つため認知症や、健忘症などの予防に役立ちます。
脳の活性化に役立つDHAとの組み合わせがサプリメントで人気となっています。
また、冷え性や肩こり、頭痛や耳鳴り、頻尿などの改善にも役立ちます。

血流を改善し、細胞へしっかりと栄養を届ける働きにより、血行不良が原因の薄毛や抜毛を改善し、育毛や発毛効果に期待されています。

イチョウ葉エキスに含まれるギンコライドには、アレルギー物質である「PAF(血小板活性化因子)」の過剰な活動を抑制する効能がありますので、アトピーや花粉症などのアレルギー症状の緩和に役立ちます。

高血圧の予防、血糖値や血中コレステロールの正常化に加え、血小板の過剰な凝集を抑える効能を持つイチョウ葉エキスは、脳卒中や心筋梗塞をはじめとした生活習慣病の予防に役立ちます。

イチョウ葉エキスの副作用。

ドイツなどヨーロッパで医薬品として認可されているイチョウ葉エキスは、副作用が殆ど無く、安全性が高いと言われています。

極まれに、副作用として、頭痛やめまい、吐き気などを引き起こす場合があります。

過去、イチョウ葉食品の摂取により、健康被害が多数報告されていますが、これは、イチョウ葉に含まれる「ギンコール酸」が除去されていないためであり、適切に抽出されたイチョウ葉エキスが引き起こした副作用ではありません。

サプリメントなどで「葉の粉砕物」と表示されているものは、ギンコール酸を多量に含んでいる可能性がありますので、注意が必要です。
(生の葉は、重篤なアレルギーを引き起こす場合がありますので、摂取しないで下さい。)

医薬品との相互作用。

ワルファリンなどの抗血液凝固薬を使用している方は、出血傾向が高まる場合がありますので、注意が必要です。

イチョウ葉エキスは、インスリンの作用に影響を与える場合があります。

イチョウ葉関連サイト紹介。

http://www.ityouhaekisu.com/
イチョウ葉エキスの効能を詳細に解説しているサイトで、脳に役立つ栄養素なども紹介されています。

優れた血流改善効果を持ち、脳の活性化や認知症の予防にも期待されているイチョウ葉に関するサイトなどをこちらに紹介していますので、ぜひ参考にして下さい。

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