効果や食品を解説(マグネシウム)。

元素記号(Mg)で、名前の由来としては、古代ギリシャのマグネシアという地域で採れた、様々な病気を治療する効果を持つ白い鉱物が、白マグネシウムと呼ばれていたことから名付けられたと言われています。
偏頭痛に効果があるミネラルとして、医療機関において、有効な治療薬として使用されています 。

マグネシウムの様々な効果を解説。

もっとも、代表的なマグネシウムの効果は、偏頭痛の予防・改善に役立つことです。
偏頭痛とは頭部の血管が拡がり、炎症を起こして痛みが起こる症状のことで、過労や睡眠不足、精神的ストレス 、喫煙などが原因だと言われています。
マグネシウムには、これらの原因により発生する『血小板の凝集』や『血管の収縮』を抑える働きがあります。
また、カルシウムが脳まで運ばれずに細胞の中に溜まると、血管が緊張して偏頭痛が起こりやすくなりますが、それを防ぐ働きも持っていますので、偏頭痛にとても効果があると言われています。

マグネシウムは「抗ストレスミネラル」と呼ばれるほどストレス対策に大事なミネラルです。
これは、抗ストレスホルモンを作り出す副腎皮質の機能を助ける働きがあるためです。
また、精神の安定に働くための神経伝達物質の生成に必要です。

カルシウムとマグネシウムの摂取比率は2:1というのをよくお聞きになられていると思いますが、これは2つのミネラルが協力しながら働いていているからです。
骨の形成や筋肉の収縮はカルシウムの役割のように思われているかもしれませんが、調整役のマグネシウムがあって初めて正常に行なわれるのです。

サラサラ血といえばビタミンEが有名だと思いますが、マグネシウムもまた動脈を弛緩させ血圧を下げる働きや、中性脂肪や血糖を下げる働きがありますので、サラサラ血になるために必要なミネラルです。

代謝に関係する酵素の活性化や、糖をエネルギーに変換するために必要なミネラルであり、、体内の水分を腸に集め、腸に残っている宿便を体外に排出されやすくする働きもありますので、ダイエットや便秘の解消にも役立ちます。

妊娠期には葉酸亜鉛などの栄養素が大事だと言われていますが、妊娠中によく起こる「こむらがえり」はマグネシウム不足が原因だとも言われていますので、同じように大事な栄養素です。
また、月経前症候群の緩和にも有効だと言われおり、女性に大事なミネラルです。

詳細を詳しく知りたい方はhttp://www.mg-mineral.com/をご覧下さい。

上手に摂取するために。

上記でも記載してあるとおり、マグネシウムはカルシウムといっしょにバランス良く摂取することが大事です。
また、ストレスやスポーツ後、リンを含む加工食品を多く摂取した際には、マグネシウムの不足しやすいので注意して下さい。

マグネシウムを多く含む食品。

てんぐさ、わかめ、昆布、ひじき、アーモンドなどの食べ物に多く含まれています。

欠乏症や過剰症。

1日の推奨摂取量は成人男性は340mg、成人女性は270mgとされています。
不足すると、骨粗鬆症、精神疾患、不整脈などが起こると言われています。

1日の上限量は定められておりませんが、推奨摂取量を超えてマグネシウムを過剰摂取した場合、下痢を招くことがあります。
また、腎機能が正常でない場合には、高マグネシウム血症や筋力の低下、心臓発作などの危険性もあります。

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