効果や食品を解説(ビタミンD)。

油に溶けて水に溶けない脂溶性のビタミンDは、日光(紫外線)を浴びることで、皮膚で合成することが出来ます。
そのため、「太陽のビタミン」と称されています。
カルシウムの持つ効果を助けることから、妊娠中の女性や、発育盛りの子供にとって、大事な栄養素と言われています。

ビタミンDの効果を解説。

もっとも、代表的なビタミンDの働きは、骨の強化です。
カルシウムの働きを助ける栄養素としては、マグネシウムビタミンKなどがありますが、ビタミンDには、腸でのカルシウム吸収を助け、血中のカルシウム濃度に関しても調整する働きがありますので、骨の形成や強化に欠かせません。

血中のカルシウム濃度に関しても調整する役割を持つことから、カルシウムの持つ筋肉の収縮をスムーズに行うためにも必要です。

がん細胞の増殖を抑制して、正常細胞への分化を誘導する働きがありますので、がん予防に期待されています。

上手に摂取するために。

脂溶性のビタミンなので、油を使って調理すると吸収がよくなりますが、油の過剰摂取は生活習慣病のリスクを高めますので、注意が必要です。

ビタミンDを多く含む食品。

サンマ、サバ、カツオ、マグロ、干し椎茸、しめじなどに多く含まれています。

欠乏症や過剰症。

1日の目安摂取量は5μgで、不足すると、骨代謝異常を引き起こし、代表的な症状として、子供ではくる病、大人では骨軟化症が起こると言われています。
また、高齢者においては、骨粗鬆症や骨折のリスクが高まると言われています。

1日の上限量は50μgで、過剰摂取は吐き気、嘔吐、食欲不振、便秘等の症状が起こることがあります。

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