効果や食品を解説(銅)。

元素記号(Cu)で、もっとも古くから人類に知られ、利用されてきた金属です
米国農務省の研究により、銅の摂取量が少ない人は眠りの質が悪いことがわかっており、最近では銅イオンを使い、快適な睡眠が期待できる寝具が登場しています。
また、銅の抗菌作用は、今では広く知られており、水や物を腐らせずに清潔に保つ力があります。

銅の様々な効果を解説。

代表的な働きは、鉄分の吸収を良くする働きがあります。
鉄分には赤血球のヘモグロビンを作る働きがありますので、銅が不足すると、鉄吸収が阻害され、貧血を引き起こす原因となります。

メラニン生成に関わる酵素チロシナーゼの補酵素として働いたり、亜鉛と同様に肌の弾力を保つコラーゲンの形成にも関わっています。

活性酸素を取り除く作用がある抗酸化酵素を助ける働きをします。

骨の形成を助けたり、骨の強化に役立つ事から「骨のミネラル」とも呼ばれます。

上手に摂取するために。

ヘモグロビンの生成のために鉄分といっしょに摂取することが大事です。
また、モリブデンも鉄分の働きを促がす酵素の主成分として造血に役立ちます。

骨の形成・強化のためには、カルシウムビタミンDなどといっしょに摂取するとよいでしょう。

銅を多く含む食品。

きな粉、アーモンド、ごま、さくらえび、牛レバーなどに多く含まれています。

欠乏症や過剰症。

1日の推奨摂取量0.8mgで、不足すると、貧血や骨異常などが起こります。
また、成長の障害、色素沈着の減少、免疫機能の低下、糖代謝の異常などを引き起こす可能性があります。

1日の上限量は10mgで、過剰に摂取した場合に肝硬変や胃腸の不調などの報告がされています。

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